レポート作成

report
016823大学での講義では高校までのペーパーテストでの点数評価だけでなく、論文やレポート提出をしていかなくてはなりません。
制限時間のあるペーパーテストに比べて、製作に時間をかけることのできるレポートは楽なようにも感じますが、実際にやってみると決して楽とは言えないことがわかります。

大学一年生の最初のレポート作成は提出のための書式などについて詳しく教えてもらいますが、それでも初めて長い文章で研究について述べるというのは易しくありません。
ましてテストの時期というのはどの単位も一緒になるので、一度に5つ6つと提出しなければならないレポートが重なってしまうこともあります。
そうしたときには、何らかの対策をとりつつきちんと成績が維持できるように工夫していかなければいけません。

図書館の利用

大学でのレポート作成の大きな味方になるのが学内図書館の利用です。
どの大学にも図書館が配備されているものですが、そこでは研究に役立つ貴重な書籍が数多く蔵書となっています。
一般の図書館と同じく人気の小説なども置かれていることもありますが、基本的には学内の勉強に役立つ本が揃っていると考える方がよいでしょう。
学校に入学したらできるだけ早めに図書館に行ってみて、そこでどのような利用方法になっているかということをきちんと確認しておくと、その後のレポート制作にかなり役立ちます。
古い文献や貴重な文献になると持ち出し禁止になっていることもあるので、そうしたときにレポート作成を館内で行うなど対応がしやすくなります。

友人との協力

それと、レポート作成のときにこそ発揮されるのが大学内での友人関係です。
同じクラスの人同士でノートを貸し借りしたり、サークルで先輩を通じて同じ教授の授業のノートを譲ってもらったりすることで、レポート作成がかなり楽になります。
ですが気をつけなければいけないのが、友人同士で丸写しをしたり似通った内容のものを提出したりしてしまうということです。
受け取る教授の方は慣れたものなので、そうした剽窃によるレポートはすぐにバレてしまいます。
厳しい教授になるとそうした不正行為があったことがわかると内容はともかくすべて落第という扱いをすることもあるので、あくまでも自分の力で作成していくようにしましょう。

同様に、Wikipediaなどインターネットで調べた内容をコピー&ペーストするといったことはもってのほかです。
最近では大学内のシステムで提出した論文がネット上の文章を剽窃したものでないかを自動的に判定するツールも用意されているので、ばれないだろうで行うのは大変に危険です。