試験対策は

siken
大学生にとって年に2回山場を迎えるのが期末の試験です。
大学においては成績のつけかたは高校までのように点数だけではなく、出席回数やレポート提出状況、さらに定期テストでの内容といった複数の項目から出されます。
少人数で実習中心の学科(語学系、医療系など)になるとそもそも定期テスト自体を行わないということもあります。

反対に講義が中心の教養科目などでは、出席も記録しないかわりに定期テストで一発判定をするということもよくあります。
そうしたテスト勝負の科目は普段の授業内容も緩く、休んでも誰に咎められることもないので学生によっては全く出席しないというようなこともよくあります。
しかしそれは裏返せば、もしそのテストで悪い点を取ってしまったら他の方法でカバーすることができないということにもなります。

テスト内容

大学生の定期テストでは試験で問われる内容もかなり違ってきます。
語学の文法などでは辞書から教科書、参考書、自筆のノートまでもOKといった場合もあります。
ただしそうした持ち込みOKのテストでは、単答式ではなく論文式であったり、自分なりの考えを書かせたりといったことがほとんどです。
ですので、試験前に授業でどのようなことが言われていたかをしっかり覚えていないと、全くそれについて意見を書くことができないというようなこともあります。

試験対策は?

そうした試験対策としてはやはり一夜漬けや有人・先輩からのノートに頼るという方法が一般的です。
高校時代から一夜漬けのテスト勉強を経験した人もいるでしょうが、大学の試験対策では分厚い教科書やノートを延々と読み、そこから意見をピックアップするというような作業が行われていくことになります。