留学

rugaku

留学支援が活性化

ここ最近になって、日本からの海外留学生が減少傾向にあることに歯止めをかけようと政府や自治体、教育機関の多くが海外留学支援を数多く始めています。
そのため、これまでは海外留学を希望するときには自分で情報収集や資金調達をしなければならなかったところ、補助金を受けることができたり希望する勉強をすることができる大学を紹介してもらったりというようなことができるようになりました。
文部科学省は「長期海外留学支援」として各大学から公募をして選定された人に対して学位取得や専門分野の研究を促すプログラムを行っています。
支援を受けられればかなり有利な条件で留学をすることができるので、まずはその政府関連の留学支援について詳しく調べてみることをおすすめします。

その他にも、大学や専門学校が積極的に留学支援を行っている例もたくさんあります。
大学によっては海外の学校と提携を結んでおり、年度ごとに定数の留学生を交換で受け入れしているというような例もあるので、そちらを利用するのもおすすめです。
自分だけで留学先の情報を集めようとすると、どうしても情報に偏りができてしまったりイメージやうわさ話で決定をしてしまったりというようなこともよくあるので、すでに何度も実績のある留学方法を用いるというのはとても安心感があります。
また定期的に留学生を受け入れてくれる学校になると、宿泊先や生活のための設備といった学校以外の条件についても受け入れ体制がきちんと整えられてくれているというメリットがあります。
その他学校という枠組みにとらわれずに、海外留学をしたいと思う学生に対してさまざまなサポオートを行うNPO法人などもたくさんあるので、まずはそうした補助・支援機関がどのようなものがあるかを調べてみてください。

留学に必要なこと

留学をするためにそれらの支援機関を利用するためには、学力や語学力など一定の条件をクリアしていなければいけません。
大学からの交換留学プログラムにおいては、それまでの学業成績に加えて語学のテストを行い、最終的に面談などによってその年の留学生を決定していきます。
ですので留学を考えているなら、入学初年度からきちんと成績を高いレベルに保ちつつ自主的に語学力をたかめる勉強をしていく必要があるでしょう。
特に語学系に強い大学や国際関連学科のある学校においては提携する海外の大学の数も大変多くなるので、かなり特殊な学校へも留学が可能になります。

自分ひとりで留学をするとなると、まず自力でその学校についての情報を集め英語などで願書の作成をしなくてはいけません。
テストや論文の提出がある場合も当然現地の言語に対応しなくてはならないので、かなり語学力や情報収集力がないと入学することも難しくなります。
その点学校を通しての留学の場合には、過去のテストやレポート提出状況などもわかりますし、なによりどのくらいの語学力があれば実際に学校にいってみて困らないかという規準を理解することができます。
先輩から意見を聞いたり、「留学フェア」などセミナーに参加するなどしてどのような方法がよいかを見極めて選ぶようにしていきましょう。