合宿

仲間と一緒に過ごせる時間

大学生活の楽しみの一つになっているのが、ゼミやサークルなど所属するメンバーで出かける合宿です。

他にも学生委員会やその他学祭などのイベント実行委員会など、大学生活で参加をしている所属団体ごとに合宿が開催されることもよくあります。

大学生の場合、夏季休暇期間は最大約2ヶ月におよぶような長期になっていたりするので、その間に複数の団体での合宿に参加をするということもできます。

合宿は通常2泊くらいが定番のようですが、中には1週間くらいにもなる長い日程で開催されるようなものもあったりします。

合宿先としては、通常の旅行と同じように旅行会社を通して予約をするという方法もありますが、私立大学などでは学校所有の合宿所を遠方地域に持っていることもあるので、そうしたところをおさえておくことで宿泊費用を気にせずに長期滞在ができるというメリットがあります。

合宿も旅行もたいして変わらないというふうに思いそうなところですが、観光やバカンスを目的としない合宿施設は一般的な観光名所とは全く異なる場所にあるものなので、また趣の違った外泊を楽しむことができたりします。

大学の合宿所あるある

大学の合宿所で非常によくあるのが、普通の旅行であったら絶対に行かないようなド僻地に行くというようなことです。

合宿の目的はいろいろですが、例えばゼミの場合には普段以上にみっちりと研究や勉強をするために行くということになります。

そんなとき例えば周囲に観光名所がたくさんあったり行ってみたい施設などがたくさんあったりしたら、とてもじゃないですが勉強に身を入れることができません。

もしかしたら不心得者がこっそりと施設を脱走して、遊びに出かけて戻ってこなくなってしまうようなこともあるでしょう。

そうした場合に備えるように、大学の合宿先としてよく選ばれるのが富士五湖周辺の森林地帯や、軽井沢~碓氷方面の自然豊かな地域です。

森林に囲まれた地域は暑い夏の盛りでも驚くほど涼しかったりするので、気温を気にせず快適に過ごせるとともに、周辺ですることもないので自然に勉強や会議など目的に真剣に取り組まざるをえなくなります。

学校所有の合宿所も大抵は避暑地や森林地帯、山岳地といったところにぽつんとあるような施設だったりするので、場合によっては夜間あまりにも静かすぎて怖いと感じてしまうこともあったりします。

飲み会・天体観測・ハイキングやスポーツも

合宿の目的が勉強や会議であったとしても、全く朝から晩までやっているというわけでもありません。

夜には親睦会となる飲み会があったり、山岳地では星を見に出かけるような散策ツアーを企画したりします。

合宿を表現するときによく「同じ釜の飯を食う」というようなことを言いますが、確かに一つの目的のために一緒の時間を過ごしたメンバーというのは、普段の友人関係から一歩進んだ親密さを得ることができたりします。

ハイキングやスポーツが近くでできる施設も大学生向け合宿所ではよくあるので、そうした企画には積極的に参加をしてみるとよいでしょう。