学生食堂について

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大学生活にとってかなり大きな要素となる設備の一つが学食です。
学食は経済的に余裕のない学生にも満足できる食事を提供するための大学の附属施設であり、一般的な外食産業よりもかなり安めに価格設定がされています。
しかし「安かろう悪かろう」という学食もかなりたくさんあり、確かに価格は安いけれども自分で作った方がマシなんじゃないかと思えるようなひどい料理が出てくるような場所も見られたりします。
それでも目の前のお金には勝てないということで、おいしくない学食を4年間食べ続けるというのも青春の一ページとして楽しむこともできます。

学食の変化

ところでここ最近、都内を中心に大学の学食に大きな変化が起きています。
それまでの学食の概念というのは上記したように「大して美味しくもないけど、とにかく安い」という雰囲気が強かったのですが、ここ数年の間には町中の食堂やレストランも顔負けの素晴らしい料理が出されるところも増えてきました。
インカレサークルとしてそうした他校の学食めぐりをしていく団体もできているほどで、その学校ならではの学食のメニュー探しは大学生にとってとても興味深いものとなっています。

東洋大学 白山キャンパス

中でも特に評価が高いのは東洋大学の白山キャンパスです。
たくさんの学生が通う大きな大学では敷地内に複数の食堂が運営されているということもよくあるのですが、東洋大学白山キャンパスでは複数の建物に分かれて合計6つの学食があります。
それぞれの場所で出される料理はレストランのように分野があり、その日の気分によってお店を使い分けることができるようになっています。
中でも最も大きいのが6号館地下一階にある「学生食堂」で、約1300席にもなる大きなフロアで食事が提供されています。
中はカフェテリアのようにそれぞれの窓口があり好きなものを受け取ることができるようになっています。
メニューには本格的なインドカレーや健康に配慮した野菜の多めのパスタなどがあり、どれも通常のレストランで出てきても全く違和感のない料理です。

紹介:東洋大学白山キャンパス学生食堂・カフェテリア(http://www.toyo.ac.jp/site/support/cafeteria-hakusan.html

大正大学

この学食の高級化と呼ばれる現象は都内を中心に広く起こっており、大正大学内にある学食「カフェ&ダイニング 鴨台食堂」などはなんとプリンスホテルが運営しているというほどの高級食材メニューです。
そうした高級学食は一般の人も自由に注文ができますが、学生だけの特別メニューなどもありその学校に通う生徒のための設備として機能しています。

反対に、とにかく安く提供しようということでコスパに努力を重ねている大学もあります。
立命館大学では100円でごはん、味噌汁、おかず3品が食べられるというお得なセットメニューがあります。
食事のどこに重きをおくかということは人それぞれですが、いつの時代も学生の味方となってくれるのが学食です。

学食をまとめて紹介してあるサイトも出てきているので、学食好きはチェックしてみるのもいいかもしれません。
紹介:全国の学生食堂 [食べログ](http://tabelog.com/rstLst/RC990102/

【学生のための設備 メニュー】

●大学生協とは?(作成中)
大学生・大学院生・留学生・教職員が共同で利用することができるコミュニティである大学生協について説明します。
組合員となることでお得なサービスを多数受けることができるようになります。