1年生が勝負
何事も最初が肝心
新しくキャンパスライフをスタートさせるときには第一印象が大事になります。
「高校デビュー」や「大学デビュー」といった言葉もたまに聞かれますが、環境が一気に変化をする時期にこそそれまで自分ではできなかったようなことにチャレンジしたり、思い切ったイメージチェンジをするチャンスになります。
それまでは地方に住んでいて、いつか東京でおしゃれをして街を歩きたいと思っていたような人などはそうしてみるのもいいですし、女性の場合ならお化粧を始めてみるというのもいいでしょう。
ちょっと行き過ぎてしまうとかえって周囲が引いてしまって友達ができないなんてこともあるかもしれませんが、適度に趣味の範囲としてするならむしろそうした個性的な行動は大学生受けしやすいものです。
それまで内気でなかなか人と打ち解けることができなかったというような人こそ、大学生活の始めには積極的に話しかけるようにしていきたいところです。
待っていてはダメです
入学式が終わり最初にクラスごとのオリエンテーションを受けるときには、まずどの席に座ればいいかもわからずに戸惑ってしまったりします。
中には地元から通っている人たち同士でつるんでいて、とても後からは入りづらいという雰囲気を出しているグループもいたりします。
ですが案外そうした人たちも初めての大学生活にはかなり緊張をしており、本当はもっと友人の輪を広げたいと思っていることがほとんどだったりします。
授業の忙しい学校になるほど、同じ講義を受けている人に知り合いが多い方が色々と得になることも多いですから、友人になりたいと話しかけてくれる人をいきなりはねつけるといったことはありません。
反対に自分にとってもより多くの友人の輪に入ることができれば、テスト前などに情報交換をしたり、先輩からのノートを見せてもらったりといったような協力関係ができます。
いきなりそんな損得丸出しにする必要はありませんが、まずは気軽に挨拶をしてみて、近くの席で授業を受けてみるようにしましょう。
最初はそんなに大した会話をしなくても、毎回ごとに挨拶だけでも声をかけているうちに次第に打ち解けることができるようになっていくので、最低限挨拶はするというように勇気を振り絞ってみてください。
サークルに入るという方法もあります
文系クラスなどでは、一つの教室に大勢が入るような講義形態になっていることで、なかなか毎回決まった人と話をすることができにくかったりします。
そうしたときには、クラスでの友人作りとはまた別に何かサークルに所属してみるというのもよい方法です。
全く興味のないサークルに入る必要はありませんが、軽い気持ちでストレス解消ができるスポーツ系やアウトドア系のサークルに入ると、圧倒的に仲間の輪が広がります。
サークルに入る前には大抵新歓コンパがあるので、そこに顔を出してみると案外同じクラスの人がいたりするので、そうしたところで顔見知りを作るという手もあります。