文化祭

bunkasai

大学の雰囲気を知っておくといい

大学選びをするときには、直接その学校を訪れてみるのが一番の方法です。
しかし普段は関係者以外の立ち入りを安全上禁止していたりすることも多く、また休日には門扉が閉まっているということもよくあるので、なかなかその学校がどんなところでどんな雰囲気をしているかを確かめる方法がありません。
そこでぜひ積極的に参加していってもらいたいのが学園祭です。
学校が外部の人たちに対して校舎を開放する機会は大きく2つあり、オープンキャンパスと学園祭となっています。
オープンキャンパスは、春先もしくは夏休み中に事前に申し込みをすることでセミナーや体験授業などを受けることができるものですが、学園祭はそのような手続きを必要とすることもなく気軽に立ち寄ることができます。

学園祭へ行ってみよう

学園祭は大学の行事の中でも最も盛り上がるイベントであり、普段の学校生活での研究を発表するだけでなく、外部からゲストを招いて講演会やライブを行ったりします。
そのため大学受験とは全く関係ないゲストのファンの人もたくさん訪れるので、期間中はかなりたくさんの人手となります。
オープンキャンパスの場合には学校に通学する場合の授業の様子や就職のための対策などといった実務的な内容が中心となりますが、学祭の場合には学校全体の雰囲気や学生たちの様子などを見ることができる行事となります。
中には名物学祭としてかなり大掛かりな有名イベントを行う学校もたくさんあるので、志望校にするかどうかはまた別のこととして純粋に楽しむために大学を訪れるというのもよい方法になります。

大学だけでなく専門学校でも学祭行事として大きなイベントが開催されることがあります。
専門学校の場合、そこで学んだことを一般の人に対して発表をするという意味合いが強くなるので、それぞれの学校特有の行事になるのが面白い点となります。
例えば服飾系の専門学校なら全て学生による手作りで行うファッションショーを行ったり、料理系専門学校なら試食会などが開催されたりします。
他にも演劇系や音楽系の学祭も大きく盛り上がることでしょう。
また専門学校ではその学校所在地の地域と密着した行事を行うこともよくあるので、地域のお祭りに合わせて専門学校が大きなブース出展をしたり、フリーマーケットに参加したりというようなこともあります。
専門学校への進学を考えている人なら、そうした学校参加行事を見ることでその学校で学ぶことのできる技術のレベルなどをはかることも可能です。

何よりも学祭は参加をしている人たちが一番楽しめる行事なので、どのくらい盛り上がれるかということも、学校選びには重要なポイントになってきます。